ここから先は、平成30年分の最終的な年税額(「年調年税額」)を求める
具体的な計算に入るよ。
あの~。つかぬことを伺いますが。
年調年税額とは何でしょうか・・・
その年の給与に対して納める所得税の額だよ。
年調年税額-源泉徴収税額=年末調整による還付または徴収金額になるんだ。
具体的な計算に入るよ。
あの~。つかぬことを伺いますが。
年調年税額とは何でしょうか・・・
その年の給与に対して納める所得税の額だよ。
年調年税額-源泉徴収税額=年末調整による還付または徴収金額になるんだ。
なるほど。
この先はどういう手順になるの?
前回求めた⑨給与所得控除後の給与等の金額から、
所得控除額の合計額を差し引く。
所得控除額の合計額って何?
社会保険料控除額、小規模企業共済等掛金の控除額、生命保険料の控除額、
地震保険料の控除額と、配偶者控除額、配偶者特別控除額、扶養控除額、
障害者等の控除額、基礎控除額の合計額だ。
差し引いた後の金額が、課税給与所得金額だよ。
所得税の課税対象になる給与所得の金額ということかな。
課税給与所得金額に対して、「平成30年分の年末調整のための算出所得税額の
速算表」を使用して、算出所得税額を導き出す。
算出所得税額から「(特定増改築等)住宅借入金等特別控除額」を差し引いた
ものが、年調所得税額だ。
ええっと。
年調所得税額に102.1%を掛けた金額が、年調年税額になるというわけだ。
・・・・・・
ああ、はいはい。分からないよね。
図で見てみるといいよ。
年末調整の手引き(57ページ)で図解されているんだ。
図で見ると、ちょっと分かりやすくなったかな。
でも何だか、先が長そうだなあ。
大丈夫!一つひとつ欄を埋めていくだけだよ。
ゆっくり見ていこうね。
ほい。