ねぇパンダちゃん。
共働きの夫婦が年末調整を受ける場合、どうすればいいの?
配偶者控除や配偶者特別控除を受けられるかどうかを
確認することが大事だね。
子供がいる場合は、夫と妻のどちらの扶養に入るかを決めて申請書を提出するよ。
◆配偶者控除が受けられるかどうかを確認する
ええっと配偶者控除は、年間の合計所得金額が38万円以下であること
(給与のみの場合は給与収入が103万円以下であること)などの
条件を満たしている場合に、受けられるんだよね。
⇒配偶者控除とは
そうだね。逆に、夫も妻も正社員として働いていて、給与収入が103万円を
超えている場合は、配偶者控除は受けられないよ。
◆配偶者控除が受けられる場合
例えば、奥さんの給与収入が103万円で配偶者控除が受けられる場合、
どういう風に年末調整を受けたらいいの?
夫が会社に提出する扶養控除等(異動)申告書の
「控除対象配偶者」に、奥さんの名前などを記入するよ。
⇒給与所得者の扶養控除等(異動)申告書の書き方 平成29年【2】
じゃあ、奥さんの扶養控除等(異動)申告書にはどう書くの?
配偶者控除を受けるということは、旦那さんの扶養に入るということだ。
奥さんの扶養控除等(異動)申告書は、住所・氏名等を書くだけで
大丈夫だよ。
◆配偶者控除が受けられない場合
じゃあ、旦那さんも奥さんも103万円以上の収入があって、
配偶者控除が受けられない場合はどうなるの?
奥さんも旦那さんも「控除対象になる」配偶者はいないことになるから、
会社に提出する扶養控除等(異動)申告書の「控除対象配偶者」は、
どちらも空欄ということになるね。