社員のTさんがふるさと納税をやっているらしいんだけど、
「年末調整のワンストップ特例制度について教えて」って聞かれたんだ。
ワンストップ特例制度というのは、年末調整の制度ではないんだよ。
えっ、年末調整とは関係ないの?
ワンストップ特例制度というのは、ふるさと納税をした後に確定申告を
しなくても、寄付金控除が受けられるよという制度なんだ。
年末調整じゃなくて、確定申告がいらなくなるよ、ってことなんだね。
で、ワンストップ特例制度を利用するにはどうすればいいの?
まずはワンストップ特例制度が利用できるかどうかをチェックする。
チェック?条件があるのか。
条件は3つだ。①年収2,000万円を超えない給与所得者等であること
②1年間の寄付先が5自治体以内であること
③申し込みのたびに自治体に申請書を郵送していること
待ってパンダちゃん、申請書って何?
ワンストップ特例制度を利用するためには、申請書の提出が
必要なんだよ。
といっても難しくはないよ。
「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」に必要事項を記入して、
寄付した自治体に送るだけだ。
「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」・・・ってどうやって
手に入れるの?
ふるさと納税のポータルサイトからダウンロードしたり、
自治体からもらったりできる。
ふむふむ。記入して各自治体に送れば、確定申告で申告不要になるんだね!
簡単じゃないの。
注意したいのは、寄付をするごとに、申請書を自治体へ郵送する
必要があることだね。
複数の自治体にふるさと納税する場合は、気をつけないといけないのね。