国税庁が公開している年末調整アプリ、「令和6年分年末調整控除申告書
作成用ソフトウェア」の使い方を見ていこう。
今回取り上げるのはパソコン版だよ。
スマホ版は、Android版はGoogle Play ストアから、iOS版はAppStoreから
ダウンロードすることができるよ。
各種申告書を作る「新規作成」ボタンを押して、
申告書を作っていくよ。
「控除申告書を選んで作成」をクリックするんだね。
まずは、自分の基本情報を入力するよ。
氏名やフリガナ、生年月日、住所または居所あたりは難しくないね。
その下は「世帯主」と「世帯主とあなたとの続柄」だね。
⇒世帯主とは?
続柄の書き方はこれだね。
世帯主が本人の場合は、「あなたとの続柄」は「本人」です。 世帯主が自分の旦那さんである場合、「あなたとの続柄」は「夫」、 世帯主が自分の奥さんである場合は、「あなたとの続柄」は「妻」、 世帯主が自分の父親の場合は、「あなたとの続柄」は「父」、 母親である場合は、「あなたとの続柄」は「母」です。 世帯主が自分のおじいちゃんである場合は「あなたとの続柄」は「祖父」 おばあちゃんである場合は、「あなたとの続柄」は「祖母」、 おにいちゃんなら、「あなたとの続柄」は「兄」・・・・・・ |
「令和6年中の所得の見積額」は、「給与収入」「給与以外の所得」を
入力するだけで、自動的に計算してくれるよ。
待ってパンダちゃん。
「計算表を使用する」ってボタンがあるけど、これは使わないの?
給与以外の所得がある場合、または特定支出がある場合は、
「計算表を利用する」ボタンを押そう。
「給与以外の所得がありますか?」を「はい」にすると、
「事業所得」や「雑所得」などの入力ができるようになるのね。
特定支出というのは、通勤のために必要な交通機関の利用等のための支出や
転任に伴う転居のための支出など、一定の要件に当てはまるものをいうよ。
必要な欄にすべて入力したら「計算する」ボタンを押すよ。
「合計所得金額見積額」が計算されるでしょ。
おお!できてる!
自分で計算しなくていいなんて安心だね。
「計算結果を申告書へ反映する」ボタンを押せば、
元の入力画面に戻れるよ。
戻った先の「配偶者の有無」は選ぶだけだから簡単だね。
配偶者が「無」の場合は、【3】に進んでね。
配偶者が「有」の場合は、まだ項目が続くね。
「配偶者の令和6年中の合計所得の見積額」はどうするの?
さっき、本人の令和6年中の合計所得の見積額を入力したでしょ。
その配偶者版だ。
「合計所得金額を計算する」ボタンを押すと・・・
また合計所得金額の見積額を計算する画面が開いたね。
収入金額や特定支出を入力して「計算する」ボタンを押すんだね。
「給与以外の所得がありますか?」で「はい」を選ぶと、
さっき同様、「事業所得」や「雑所得」などが入力ができるようになる。