今回取り上げるのはパソコン版だよ。
スマホ版は、Android版はGoogle Play ストアから、iOS版はAppStoreから
ダウンロードすることができるよ。
今回は、データの出力の「書面印刷」の手順を見ていくよ。
「出力形式の選択」で、「書面印刷」を選ぶんだよね。
印刷したい申告書にチェックを入れて、「次のステップに進む」ボタンを
押そう。
マイナンバーの入力画面になったけれど・・・
マイナンバーって入力する必要あるの?
マイナンバーは、平成29年1月以降に提出する扶養控除申告書においては、
給与支払者、つまり会社が、扶養控除等申告書などの一定の税務関係書類の提出を
受けて作成した従業員等のマイナンバー等が記載された帳簿を備えている場合
には、その帳簿に記載された従業員等のマイナンバーについては、記載する
必要はないことになっているよ。 ⇒国税庁Q&A
ただし、給与支払者が備えている帳簿に記載された従業員等の氏名やマイナン
バーと、扶養控除等申告書に記載すべき従業員の氏名やマイナンバーが異なっ
ている場合は、マイナンバーを記載しないといけない。⇒国税庁Q&A
マイナンバーを入力しない場合は「マイナンバーを入力する」を
クリックして「マイナンバーは提出済み」に変えればいいのね。
マイナンバーについての処理ができたら「書面印刷する」ボタンを押そう。
待ってパンダちゃん。「書面印刷する」ボタンの上に、
「入力した内容を電子データで出力する」チェックがあるんだけど。
ああ、このチェックを入れると、書面印刷+電子データの出力ができるよ。
まずはチェックを外したときの流れを見ていこう。
一緒に電子データを出力しない場合ね。
「書面印刷する」ボタンを押すと、下図のような印刷用の画面が表示されるよ。
プリンターを指定して、印刷すればいいんだね。
申告書といっても、いつもの申告書の形では印刷されないんだね。
そうだね。一般的な表形式での印刷になるから注意してね。
「入力した内容を電子データで出力する」チェックを入れた状態で
「書面印刷する」ボタンを押すと、基本情報を入力したときに設定した
IDとパスワードを設定しますよ、というメッセージが表示されるよ。
「次へ」を押したら「設定しました」というメッセージに変わったね。
さらに「次へ」を押すと、出力先のフォルダを指定する画面と、
下図のような印刷用の画面が表示されるよ。
出力先のフォルダは、任意のフォルダを指定すればいいんだね。
あれ?なんかzipファイルが2つ出力されているけど?
1つは、パスワードがかかっていないもの、もう1つは、
zipを開くときにパスワードの入力が求められるものだよ。
どちらを提出するかは、会社の指定に従おう。
パスワードの入力って、どうするの?
さっき出力するときに表示されたでしょ。
基本情報入力のときに指定した自分のパスワードが、出力したzipファイルを
開くときにも必要になるんだ。
ああ、そういうことね。
以上で、年末調整アプリの使い方は終了だよ。
申告書、できたね!