住宅借入金等特別控除申告書は、どこで手に入れるの?
会社が配ってくれるのかな?
残念。
住宅借入金等特別控除申告書は、初年度分の確定申告後に、
税務署から送られてくるんだよ。
そうなんだ。
いつ頃届くのかな?年末調整までに間に合う?
国税庁は、 申告書の送付時期について、「確定申告をした年の10月頃」と
アナウンスしているよ。
ネットで調べると、毎年「まだ届かない!」 って声が
上がっているみたいだね・・・
初年度の確定申告の時に提出した「住宅借入金等特別控除額の計算明細書」の
8番「控除証明書の要否」の欄で「要する」に○をつけないと、そもそも申告書は
送られてこない。手もとの控えで確認してみてね。
どうにも届かない!という場合は、税務署へ連絡してみよう。
送られてこない。手もとの控えで確認してみてね。
どうにも届かない!という場合は、税務署へ連絡してみよう。
ほ~い。
さて、これが住宅借入金等特別控除申告書だよ。
住宅借入金等特別控除は、マイホームを買ったり改築した時から
10~15年間、控除が受けられる。
購入や改築をした年(居住の用に供した年)がいつなのかによって、
10年なのか、15年なのか異なるんだけど。
申告書は、控除が受けられる年数分、まとめて送られてくるよ。
えっ。10年分とかまとめて送られても・・・
なくしちゃうかもしれないじゃない。
もしもなくしてしまったら、税務署に再発行をお願いすることが
できるから大丈夫だよ。
でも、なくさないように気をつけようね。
は、はい・・・
まずは申告書の一番上、今年の申告書かどうかをちゃんと確認しよう。
ん?なんか小さな文字で、年間所得が3,000万円を超える人は
提出できませんって書いてあるけど・・・
そうそう。よく気づいたね。
住宅借入金等特別控除は、年間の所得が3,000万円を超えた場合は
受けられない。 ⇒国税庁HP
ええっと・・・①の「税務署長」欄は何を書けばいいの?
この欄は記入しなくてもいいよ。会社側、つまり、給与の支払者が
事業所の所轄税務署を記入するからね。
②の「給与の支払者の名称(氏名)」欄は、会社名か、
給与の支払いをしてくれる人の氏名だね。
③の「給与の支払者の所在地(住所)」欄は、同じく住所だよね。
そうそう。
これも、会社側が書いてくれる場合は、記入しなくていい。
④は「世帯主の氏名およびあなたとの続柄」だね。
申告する人が世帯主なら自分の名前を書いて、続柄は「本人」と書けば
いいのかな。
うん。
⑤「あなたの氏名」には氏名、フリガナ、捺印を忘れずに。
⑥「あなたの住所又は居所」には住所または居所を書こう。
最初はそんなに難しくないね。