続いて、住宅借入金等特別控除の金額の内訳を記入していこう。
下図の赤枠の欄だよ。
国税庁:[手続名]給与所得の源泉徴収票(同合計表)
参照)令和元年給与所得の源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引
※クリックすると大きな図になります。
①「住宅借入金等特別控除適用数」は、年末調整のときに住宅借入金等
特別控除の適用がある場合に、適用数を記入するよ。
②「住宅借入金等特別控除可能額」は、どの金額を書けばいいの?
源泉徴収簿でいうと、⑳欄だね。
「(特定増改築等)住宅借入金等特別控除額」の欄の金額を
書き写せばいいよ。
ふむふむ。
じゃあ、③「居住開始年月日(1回目/2回目)」というのは?
これは、住宅借入金控除特別申告書から書き写すよ。
申告書の下部にある「証明事項」欄に「居住開始年月日」という項目が
あるから、それを書き写す。
令和元年給与所得の源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引
の14ページにも図解されているから、参考にしてみて。
④「住宅借入金等特別控除区分(1回目/2回目)」は?
適用を受けている区分を記入するよ。
区分は、以下のようになっている。
住 | 一般の住宅借入金等特別控除の場合(増改築等を含みます。) |
認 | 認定住宅の新築等に係る住宅借入金等特別控除の場合 |
増 | 特定増改築等住宅借入金等特別控除の場合 |
震 | 東日本大震災によって自己の居住用に供していた家屋が居住のように |
特 | 税務署長が発行した「年末調整のための(特定増改築等)住宅借入金等 |
最後は⑤「住宅借入金等年末残高(1回目/2回目)」だね。
これも、住宅借入金等特別控除申告書から金額を書き写すよ。
「年末残高」と書かれた欄の金額を書けばいいのね。
これも、令和元年給与所得の源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引
の14ページにも図解されているから、参考にしてみてね。