まず、生命保険料控除の書き方を見ていこう。
まずは「一般の生命保険料」からだよ。
「保険会社等の名称」、「保険等の種類」、「保健期間又は年金支払期間」
「保険等の契約者の氏名」については、難しくないね。
契約している保険の内容を、書いていくんだね。
★マークの「保険金等の受取人」は、保険金を受け取ることになっている人の
名前を書くよ。
年末調整で対象になるのは、受取人が本人または配偶者その他の親族である
保険だから、注意してね。
保険だから、注意してね。
この欄に記入することで、適切な受取人が指定された保険であることを証明する。
「あなたとの続柄」は、保険金の受取人と、自分との関係を書く。受取人が自分の夫だったら「夫」だし、妻だったら「妻」、
自分の子供が受取人なら「子」になるんだね。
「新・旧の区分」は、その保険の契約締結日に従って丸を付けるよ。
「新」は、契約締結日が平成24年1月1日以降の保険 「旧」は、契約締結日が平成23年12月31日以前の保険 |
◎マークが付いている、「あなたが本年中に支払った保険料等の金額
(分配を受けた余剰金等の控除後の金額)」っていうのは?
本年中に支払った保険料等の金額を記入する。
分配を受けた余剰金等を控除した後の金額だよ。
え~っと・・・
うさちゃん、保険会社から生命保険料控除証明書が届いたって言ってたよね。
それに書いてある金額を、書き写すだけでいいんだ。
本当だ、生命保険料控除証明書に、この金額を記入して下さいって
書かれているよ。
生命保険料控除証明書をよく読んで、記入してね。
ええっと、次は◆マークの欄だね。
「(a)のうち新保険料等の金額の合計額A」と、
「(a)のうち旧保険料等の金額の合計額B」の2つの欄があるね。
生命保険料控除証明書を見ながら記入した◎マークの欄
「あなたが本年中に支払った保険料等の金額」のうち、
新保険料と旧保険料の合計金額を、それぞれ記入するよ。
次は、▲マークの欄だね。
「Aの金額を下の計算式Ⅰ(新保険料等用)に当てはめて計算した金額①」と
「Bの金額を下の計算式Ⅱ(旧保険料等用)に当てはめて計算した金額②」・・・
ええっと・・・
ここは、生命保険料控除欄の一番下にある計算式を使用して
金額を出すんだ。
え~っと・・・新保険料の合計金額は60,000円だから、
計算式Ⅰに当てはめると、
A60,000円×1/4+20,000円=①は35,000円だね。
最高金額は40,000円までだから、計算結果が40,000円を超えている場合は、
40,000円と記入するよ。
旧保険料の合計金額は120,000円だから、
計算式Ⅱに当てはめると・・・②は50,000円だね。
最高金額は50,000円までだから、計算結果が50,000円を超えている場合は、
50,000円と記入するよ。
☆マークの「計(①+②)」の欄は、①と②を足した額を書くんだね。
計算結果が③になるんだ。
③は、35,000円+50,000円=85,000円だね。
この欄は最高40,000円と決められているから、40,000円と記入するよ。
あ、本当だ。最高金額が決まっているね。
最後は▽マークの(イ)欄だよ。
②と③のうち、金額の大きい方を記入すればOKだよ。
②は50,000円、③は40,000円だから、50,000円の方が大きいね。
お~!できたできた!
ええっと・・・
ここは、生命保険料控除欄の一番下にある計算式を使用して
金額を出すんだ。
え~っと・・・新保険料の合計金額は60,000円だから、
計算式Ⅰに当てはめると、
A60,000円×1/4+20,000円=①は35,000円だね。
最高金額は40,000円までだから、計算結果が40,000円を超えている場合は、
40,000円と記入するよ。
旧保険料の合計金額は120,000円だから、
計算式Ⅱに当てはめると・・・②は50,000円だね。
最高金額は50,000円までだから、計算結果が50,000円を超えている場合は、
50,000円と記入するよ。
☆マークの「計(①+②)」の欄は、①と②を足した額を書くんだね。
計算結果が③になるんだ。
③は、35,000円+50,000円=85,000円だね。
この欄は最高40,000円と決められているから、40,000円と記入するよ。
あ、本当だ。最高金額が決まっているね。
最後は▽マークの(イ)欄だよ。
②と③のうち、金額の大きい方を記入すればOKだよ。
②は50,000円、③は40,000円だから、50,000円の方が大きいね。
お~!できたできた!