年末調整では、特別障害者と一般障害者の2種類の障害者控除が
あるよね。
特別障害者と一般障害者の違いは何なの?
一般障害者と特別障害者の違いは、障害の重さだよ。
特別障害者 身体障害者1・2級、精神障害者保健福祉手帳1級、療育(愛護)手帳1~2度(A)、戦傷者手帳第1~第3項症該当となる方。 原爆症認定を受けている方、成年被後見人の方、6か月以上寝たきりで介護が必要な方。 |
一般障害者 身体障害者3~6級、精神障害者保健福祉手帳2~3級、療育(愛護)手帳3~4度(B・C)、戦傷者手帳第4~第6項症該当者。 |
障害者控除は、16歳未満でも受けることができる。
障害者控除額は、以下のようになっているよ。
区分 | 控除額 |
一般の障害者 | 27万円 |
特別障害者 | 40万円 |
同居特別障害者 | 75万円 |
特別障害者で、かつ、納税者や配偶者、生計を一にする親族のいずれかとの
同居を常としている人が、同居特別障害者だったね。
参考)療育手帳など障害者手帳で障害者控除が受けられる